今日は呉の仮設住宅での絵手紙教室に智ちゃん、妙ちゃんと行ってきました。
もちろん先生は智ちゃん。
私はお手伝い、妙ちゃんはカメラマン♪
呉の天応地区というと豪雨災害が酷かった場所の一つで、仮設住宅から8人の方が参加されたのですが、
皆さんそれぞれがあの災害の日に死と隣り合わせの体験をされたようで…
どうでしょう・・・想像ができますか?
自分の家の中で泥水が渦巻いてる状態を。
このまま家にいては死んでしまう、
窓から外に出て立ち泳ぎをしながら助かる場所を無我夢中で探す…
すぐ近くで、ご近所の家や人が流されるところを目撃しながら…
これが助かった人たちの体験したことです。
私達は生まれてこのかた、”何処にいても安全に生きられる。不慮の事故でも起こらない限り、これを侵害されることはない”と信じて生きてきました。
しかし、自然を目の前にしてはなすすべもなく淘汰されることがあるということを、ここ近年増えつつある自然災害から学ばなければいけないのだと思います。
私もあの豪雨の日に車の中で、道路があっという間に浸水して怖い思いをしました。
地球は人のためにあるのではなく、住まわせてもらっている人が、この母なる地球に感謝し労わりながら生きるという方向に行かなければならないのではないでしょうか?
これから何を変えていけばいいのかを皆で考え実行していく。
今ある現状から私たち一人一人が出来ることをしていくこと、その意識を持った人が増えていくことだと思います。
今日仮設住宅の方達からお話を聞きながら、そして被災した天応地区を案内していただいて、新ためてそう思いました。
明日は我が身・・・自然を前にして決して人ごとではなく明日は我が身かもしれないです。
今日はいつもの教室とは違い、絵手紙体験もされましたが
同時に、自身の辛い体験と思いを吐き出されてお帰りになられました。
今日の出会いとご縁を無駄にせず、これからも日々に感謝し、
何が出来るかを身近なところから考えていきたいと思います。
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