里親研修の一環で、実際にこどもと触れ合う実習に行きました。
呉市にある「仁風園」という養護施設の幼児さんクラスでの研修。
里親研修に慣れているのか、私たちのことを「里親さん」とわかっています。
それでも、「お父さん・お母さん」とも呼びます。
実子が居ない私たちにとっては、ちょっと戸惑う瞬間でした。
出会ったばかりの私たちとグッと距離も近く、お父さん・お母さんと呼ぶ・・・
とても人懐っこく、ベッタリとくっつき出来るだけ自分と遊んで欲しいとアピールします。
なんだか、寂しく悲しい気持ちになりました。
それなのに・・・帰る時には意外にあっさり。
態度ではまだ遊びたい~帰らないで~という感じですが、心のどこかで分かっている・・・そう感じられました。
出会いと別れに慣れている・・・とても胸が締め付けられました。
きっとそれぞれに事情があり、養護施設で生活しているこどもたち。
養護施設で働いたことのある私としては、養護施設はダメだ・・なんてとても思えません。
施設の先生も全力でこども達と共に生活をしています。
大きな子の中には、里親宅より養護施設があっている子もいると思います。
でも・・・
出来れば幼いこの時期は、なるべく一対一で愛着形成ができる環境においてあげたい。
大人の事情があるとわかっていても、なるべく里親宅で自分だけを見てくれる大人との生活をさせてあげたいなぁ~と思いました。
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