どうしてもお願いしたいことがあり、本日は西部地区里親会のメンバーとして、県議会議員の恵飛須さんの所へ伺いました。
ちょ~っと難しい話になりますが、6月に総務省評価局からこども家庭庁へ勧告が出されました。
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/hyouka_240606000174536.html
(こちらがとても分かりやすい ⇒ https://www.soumu.go.jp/main_content/000950909.pdf)
4つの主な勧告があるのですが、その中の「保育所等入所の優先利用の徹底」という事に関してどうしてもお願いをしたかったのです。
私は東広島市在住です。
知り合いの里親さん(有職)が3歳のお子様を委託された際、保育園探しに苦労されていました。
空きがないのは仕方ないことではありますが、「優先利用」になっていないので、通常のご家庭と同じように順番待ちとなります。
しかし、社会的養育が必要なこどもにとって、順番を待っている余裕はありません。
親元から離されて里親へ託されるのを、1日でも待っているわけにはいかないのです。
何らかの事情で緊急保護された場合、一時保護所に預けられますが、近年一時保護所に入れない・・・という場合は、養護施設や里親宅へ委託されます。
特に年齢が低い場合は養護施設ではなく乳児院への措置となりますが、広島県内には2か所しかなく、常に定員に空きがない状態です。
そういう場合は、里親で委託先を探すことになります。
里親が働いている場合は、保育園に入れないとこどもを委託できません。
本当に死活問題となります。
また、長期委託の場合も、保育園が決まるまで養護施設で待機する・・というケースもあります。
乳幼児期は特に1対1での愛着形成が必要な中、何カ月・半年・或いはそれ以上も里親への委託が伸びてしまうケースもあります。
乳幼児にとっての半年はかなり長期間と言え、愛着形成への影響も大きなものになります。
長~くなりましたが、とにかく「乳幼児期の社会的養育を受けるこどもにとって、里親が保育園にすぐに入れるかどうかでその後の人生にも大きく影響する程、愛着形成に損失がある」ということです。
里親について、様々な現状について、恵飛須議員はとてもしっかり聞いてくださいました。
そして、今後必ずアクションを起こします!と力強いお言葉も頂きました。
(というより、その場で県の職員さんにTELをして今度行くまでに調べておいて欲しいことなどを的確にご指示されていました)
有難うございますm(_ _)m
※余談ですが、これまで私は直接議員さんへお願いに行ったことはありません。
お願いしたこともないのに、行政なんて言っても無駄だ!
議員さんは誰でも一緒でしょ!?と思っていました。
そんな自分をふか~く反省しました^^;(本当にお恥ずかしい・・・)
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